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■ 「インフルエンザのお薬」のお話
2007/11/21(水)
このところ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。大学時代の研究室の同窓会が東京である予定だったのですが、皆さんも御存知の通りの大雪…日帰りが難しそうでしたので予定を急遽変更、原稿を書いてます。
今日はインフルエンザのお薬のお話し。「タミフル」って一度は聞いたことがある名前でしょう。いわゆるインフルエンザの特効薬です。数年前から日本でも認可されて以来、毎年流行時には爆発的に日本において使用量が増えているようです。おそらく日本は世界中でもっとも「タミフル」使用量が多い国ではないでしょうか。

発熱してから48時間以内に内服することでその効果を発揮することが出来る、そうです。もともとインフルエンザは発熱期間が5日前後の感染症です。「タミフル」を内服してから解熱するまでに約1日半かかります。すなわち48時間以降(3日目)に内服を開始しても内服による解熱までと、なにもしないで解熱するまでの時間はほとんどかわらないということだと解釈しています…効かないわけではないのでしょうが、飲んでも有熱期間はかわらないが副作用が心配されるために必要ないと判断されれば飲まなくてもいいのではないでしょうか。

ここで気になる副作用のお話です。一番多い副作用は下痢と腹痛です。1000人内服したとして18人はこのような症状を訴えるようです。どのようなお薬でも飲んで腸で溶ける、吸収される以上は起こりえる副作用です。

そのほかでは精神・神経症状。意識障害や異常行動、幻覚や痙攣等があるようです。よくよく話を聞いてみると「夕べ突然熱が高くなって、うわごとを言ってた」ということがインフルエンザではあるようです。もちろん内服前の症状です。急激な発熱に脳神経が異常な状態になっているためだと思われます。「タミフル」を内服したから精神・神経症状が出たのか、内服前からそういう状態になりやすかったのか議論が分かれるところですが、実際のところはっきりとしていません。

内服した後に気になる症状があるときには必ず一度相談してください。「タミフル」に関する内服の問題はこのコラムで語るにはあまりにも字数が限られているために必要な情報を充分にお知らせすることが出来ないと感じています。疑問に思うこと、心配なことがありましたら主治医の先生に御相談されるか、ホームページで質問ください。

              マルコポーロ2005年3月より

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