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■ 「疳の虫」のお話
2007/11/21(水)
よく、落ち着きがない・夜泣きがひどい・奇声をあげる、なんてときに「この子はおなかに虫がいる」なんて言います。疳の虫の「疳」は、癇癪(かんしゃく)の「癇」が語源とされていますが、癇癪を起こす虫がいて、その虫のせいにしてしまったことからこう呼ばれているのでしょう。
この「疳の虫」の原因、医学的には「神経性素因」「環境」「栄養の不適当」が原因といわれています。具体的には、親に何かを伝えたいのに言葉に出来ない"もどかしさ"からくるストレスや、騒音のある環境、糖分の摂りすぎが主な原因とされ、生活の中からこれらを改善していくことで治っていきます。
 よくテレビなどで「手をこすると白い糸のような虫が出てくる。これが疳の虫じゃ」なんてホントに白い糸のようなものを取り出して見せてる場面がありますが、あれは「うそ」。トリックです。そんな虫がいるとしたら世界的な大発見で、疳の虫ワクチンなんかがあったりして。三種混合ワクチンを済ませたら、次は疳の虫ワクチンですね・・なんて母子手帳なんかにもちゃんと載ってたりして。おなかに虫がいるのに手からどうやって出てくるのか。眉ツバものです。

 東洋医学では広く鍼治療が行われているようです。ツボを刺激することで不思議と症状が改善する、治る。基本的な考え方は神経を鎮めてあげることだと思います。鍼治療までとはいかなくとも、お風呂を少しぬるめにして、いつもより気持ちゆっくりと時間をかけて入浴する。背骨の両端を首から腰にかけてゆっくりとマッサージをしてあげる。こうすることで昼間に興奮した神経がゆっくりと落ち着き、眠りやすくなってくる。試してみる価値あり、です。

              マルコポーロ2003年9月より

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